ゴルフカート エアコンキットレンタル 続々スタートしています。 イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)
- Toshiyuki Tanaka
- 4 日前
- 読了時間: 4分
気軽に使えるゴルフカート用エアコンキットレンタル
前回ご紹介しているゴルフカート エアコンクーラーのレンタルですが、続々投入開始となっています。

こちらはYAMAHAの5人乗り乗用カート、純正のリチウムバッテリーモデルへの搭載になります。写真下は車体下部分への配管設置作業中のもの。初期の設置に関してはかなり手間がかかるので弊社専門チーム3人で1日3台が限界のようです。ちなみに、とにかく暑い。。全員空調服を着ての作業ですがエアコンに比べたらやっぱりこの程度じゃ気休めにもなりませんね。。

ちゃんとエアコン(冷房)なんです
一旦バッテリーを取り外し、車体内部にコンデンサーと、コンプレッサーを設置します。この作業が大変。とにかくバッテリーが重いんです。もう汗だく。。でもこれがあるからあの冷たい風が出るわけで・・どうしても外せない作業なんです。

ゴルフカート エアコン専用ブラケットで簡単装着。ボディも傷つけません
エアコンの吹き出し口はこんな感じで固定。それぞれの車種に合わせたブラケットをご用意しています。純正のかご用の取り付け穴を利用しているのでシーズンオフに取り外したあとは純正のかごに戻して元通りに出来ます。

テストでは一番強力なマックスモードでも1ラウンド走行とエアコン使用ができることを確認しております。そのうえでで更に無駄な電力消費を抑える目的で人感センサーを取り付けています。ティーショット時や、パター等、カートに誰もいないときには自動的に一旦停止状態となり、カートにプレイヤーが戻ってきたことを検知すると再度動き出すようにしております。ちなみに、YAMAHAの技術スタッフさんのサポートもいただき電磁誘導やコントローラーへの悪影響がないことも確認済み。走行時の回生ブレーキ等の電圧変化にも余裕を持って対応しています。

いつもどおりの充電だけでOK.
テスト段階ではもう少し強力なエアコンも検討していたのですが、結局エアコン用のバッテリーを別に搭載することになってしまうと使いにくくなってしまうという判断であえてギリギリのところまで出力を落とし、ゴルフカート本体のバッテリーだけで走行とエアコン両方の電力を賄えるように設定しています。ラウンド後はいつもどおりの充電でOK。充電口も充電設備もそのままで良いので50台全てにエアコンを搭載していただくことも可能にしています。

吹き出し温度10度以下になる場合も。
肝心の能力ですが、多分驚かれると思います。先にも書いたようにバッテリーを持たせるためにわざと少し出力を落としたのですが十分に冷えます。写真はまさに先週取り付けたときのものですが、30度の気温で一番条件が良いときの吹き出し温度は7度まで下がっていました。(大体12度くらい)もう涼しいを通り越して「寒い」です。吹き出し口のすぐ前になる後席はもちろんですが停車状態であれば前席にまで結構心地よい風が届きます。首元を冷やせば間違いなく熱中症対策に。多分、二度とこれ無しで真夏のゴルフはしたくなくなるんやないかと思います。

おかげさまでほぼ完売。元々お話させていただいていたお客様分プラスアルファで約100台ご用意しておりましたが、あっという間にほぼほぼ完売(予約?)となりました。(今月末にわずかに追加で入荷いたしますので8月からでよいというお客様は一度お問い合わせください。)

全てレンタルで対応しています。
「なぜレンタルなのですか」と毎回聞かれます。本来屋内で使用するエアコンを屋外で常に全開で使用することになるのでコンプレッサー等にもかなりの負担がかかります。おそらくそんなに長くはもたないんじゃないだろうかというのが一番の理由。もう一つ、室内のエアコンをあけて見られた方なら想像していただけると思うのですが、空気を吸い込んで冷やしているので吸い込み部分はかなり汚れがたまります。ましてや屋外なのでなおさら、結露もすることを考えるとカビの発生も考えられるので来シーズンこのまま使うことは不可能と判断しました。それであればシーズンオフに回収させていただき常にきれいなもので安心して使っていただけるサービスにする必要があるかなというのがレンタルのみにした理由です。とはいうものの1日あたり2,000円を切る設定にしておりますのでこれであればゴルフ場さんも十分採算が取れるんじゃないかと。一気に普及して夏ゴルフが快適になればいいなと思っています。