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  • Toshiyuki Tanaka

エアコンカート プロジェクト

最終更新: 2月4日

この時期に書いててもあまりピンときてもらえないかもしれませんが、、あと半年もすればまたあの暑い夏が来るわけです。それに備えて・・こんなの作ってます。

写真は現在関東の某ゴルフ場様でご試乗いただいているCAPELLA。お気づきでしょうか・・運転者の後頭部少し上の部分になにかついているのがみえるかと思います。

そう、エアコン つけてみました。今までありそうでないゴルフカート用のエアコンですが、その理由は大きく2つ


1.エンジン式の場合 毎回エンジンが止まるゴルフカートではコンプレッサーを回せない

2.仮に電動コンプレッサーにしても(鉛)バッテリーでは全く持たない


これが、大きな理由です。


CAPELLAはアメリカでは鉛の設定もあるのですが、日本国内においては弊社が扱うROYPOWのLFPリチウムバッテリーも搭載するモデルのみの販売となります。 ROYPOWのリチウムに関してはこちら


約4ラウンド走ってしまうこのバッテリーなら結構使えるんじゃないか?ということで実験を開始したのが半年前。現在、実動テストを終え、稼働状態でどこまで振動に耐えられるかの実装テストにまで進んでいます。

これが後ろ姿。ブサイクです。 現状まだまだ仮搭載の段階なのでブサイクなのは大目に見てあげてください。

こちらがROYPOWのLFPリチウムバッテリー。弊社で輸入販売しているLFPリチウムバッテリーですが、これ本当に優秀です。(興味のある方はこちらでみてください) 現在準備しているバッテリー駆動のコンプレッサーが24Vモデルのためカート駆動用(48V)とエアコン電源用(24V)の2本積みにしています。最終的にはエアコンを48Vに対応させるので駆動用との兼用になる予定ですが、現状テストはこんな感じ。ちなみにこの状態でも従来の鉛バッテリーに比べると100キロ近く軽くなります。 カート、バッテリー、エアコン、全て違うメーカなので何かと細かい部分で困ったのですが少しづつ調整してちゃんと動くようになった映像がこちら。

ちょっと伝わりにくいかもしれませんが、この位置でこの風量ででてくるとかなり涼しい・・というより寒いくらいの威力があります。 映像にも写っていますが当初はエンクロージャー(ビニールカーテン)で囲んで中を冷やす予定だったのですが、結論全く必要なし。この時点からエアコンと言うよりはクールエアーシャワーという認識に変わってきました。



テスト日はまだ暑かった10月の初旬。右下に温度が表示されていますが、吹出口に近づけるとぐんぐん温度が下がります。(別の機会では3度まで下がったのを確認しています。)エアコンとしての能力的には問題なし。電力的にも計算上は4時間位持ちそうなのでラウンド分は十分行けそうです。


プロジェクト開始から約2ヶ月経ちますが、この状態(止まった状態)であればテストの結果は上々。少しエアコンの位置をオフセットして頭から離す必要がありそうですがそれ以外は現在の構成でかなり効果的な結果になっています。


問題はこの次の段階。コンプレッサーをフル稼働させながら振動の多いゴルフカートで使用が可能かどうか?ということになります。 もともとトラック等にもつけられるように作られた製品になりますので通常のエアコンに比べると全然強いのは間違いないのですが、オフロード走行となるゴルフカートの振動はまた別次元。簡単に壊れないかどうか、この冬の間にじっくり走り込んでテストすることになります。


テストの様子はまた こちらでご報告していきます。